Language *Japanese *English

SHVC

SFマーク(まる型)
 
SFマーク(四角型)
 スーパーファミコン(SFC)の任天堂発売ハードウェア及びソフトウェアに付けられるのがSHVC系型番。ここではハードウェアに付けられている型番の数字順に紹介をしていきます。情報提供はメールでおねがいします。 掲示板を設置していますので、情報提供や、使い方その他の質問などどしどし書き込んでください。
 SHVCは「SuperHomeVideoComputer」の略です。当初はファミコン(HVC)と互換する計画でしたが7000円〜1万円値段が上がるため却下されました。別売りアタッチメントを出すという計画もありましたが、実現されませんでした。SFCをリアルタイムで触れてきたゲームキッズなら「モード7」という単語を一度は聞いたことあると思いますが、モード1、モード2・・・・モード7とあり、そのどれかはファミコンに似た動作をするらしいです。「平成・新鬼ヶ島」にあった再現版「新鬼ヶ島」はこのモードで動いているという噂です。ちなみにモード7は、スーパーファミコンの特徴の、背景の拡大縮小・回転などをサポートする唯一のモードです。その為、よくモード7という単語が雑誌に出てきたのです。
 また紆余曲折を経て発売中止になったCD-ROMアダプタは下記参照
 左は『SFマーク』です。SFCコントローラーの4つのボタンの色を配し、ボタンの色と、SFCがFCよりもカラフルだということを印象付かせているであろうマークです。
■公式ページ
任天堂ホームページ : スーパーファミコンを開発し、ここで紹介している機器を発売している会社のページ。
スーパーファミコン : スーパーファミコン公式ページ。スーパーファミコンジュニアと任天堂のソフトの紹介のみです。
NINTENDO POWER : SFCゲームが書き換えサービスのページ。SFメモリカセット持っている方は参考に。
型番 商品名 コメント
SHVC-001 スーパーファミコン
Super Famicom
言わずと知れた名機。カセット挿入口が自動に閉じてくれたり、電源のON/OFF状態がわかりやすくなったりと、随所にファミコンよりも改良されていた。日本国内の出荷台数は1715万台。1990年11月21日(水)発売、25000円。1996年8月14日(水) に値下げ、9800円。
■定格 (取り扱い説明書より引用)
使用電源 専用ACアダプタ(HVC-002) DC10V 850mA
消費電力 約8W
LSI
S-CPU (メインCPU) 16ビット C-MOSカスタム 1個
S-PPU (ビデオコントローラー) C-MOSカスタム 2個
S-WRAM (CPU ワーキングRAM)   128K×8ビット   カスタムD-RAM 1個
S-VRAM (PPU ビデオRAM) 32K×8ビット   S-RAM 2個
S-SMP (サウンドCPU) 8ビット C-MOSカスタム 1個
S-DSP (サウンドDSP) C-MOSカスタム 1個
RAM (サウンドRAM) 8ビット 32K×8ビット 擬似S-RAM 2個
本体寸法 幅200mm×奥行き242mm×高さ74mm
重量 約1,350g(コントローラー1、2を含む)
付属品 専用コントローラー(SHVC-005)2個
SHVC-002,SHVC-003,SHVC-004 未確認
SNS-002という型番で、ACアダプタが出ています。
SHVC-005 コントローラ
Controller
はじめてL・Rボタンがお目見えしたコントローラ。メインのボタンがA・B・X・Yの4つに増え、それぞれ色がついているのも特徴。Aボタンは赤、Bボタンが黄色、Xボタンが青、Yボタンが緑色です。以後コントローラの見本となった名機。1990年11月21日(水)発売、1500円。
SHVC-006 カセット
Game Pak (Cassette)
スーパーファミコンのソフト供給媒体。容量4Mbit〜48Mbit(0.5MB〜6MB)。当初、容量限界は32Mbit(4MB)とされていました。
SHVC-007 モノラルAVケーブル
Monaural A/V Cable
ステレオAVケーブル(SHVC-008)から右音声が除かれた、モノラルテレビに適したケーブルです。左右の音声が合成されたりはしないので、ゲームソフト側でモノラル設定にする必要があります。
スーパーファミコン(SHVC-001/SHVC-101)・AV仕様ファミリーコンピュータ(HVC-101)・ニンテンドウ64(NUS-001/NUS-101)・ゲームキューブ(DOL-001/DOL-101)で使えます。
1990年11月21日(水)発売、1200円。2001年9月14日(金)にパッケージリニューアル。
SHVC-008 ステレオAVケーブル
Stereo A/V Cable
標準的な接続ケーブルです。ほとんどのテレビに接続出来る(モノラルテレビにも接続は出来る)ので、迷った時はこのケーブルを選んでおけば間違いありません。画質はRFに比べれば良いですが、S端子ケーブル(SHVC-009)には劣ります。RF接続はもう過去の遺物となっていますので、最も画質の悪いケーブルだと考えていいでしょう。
スーパーファミコン(SHVC-001/SHVC-101)・AV仕様ファミリーコンピュータ(HVC-101)・ニンテンドウ64(NUS-001/NUS-101)・ゲームキューブ(DOL-001/DOL-101)で使えます。
1990年11月21日(水)発売、1500円。2001年9月14日(金)にパッケージリニューアル。
SHVC-009 S端子ケーブル
S-Video(S-VHS) Cable
ステレオAVケーブル(SHVC-008)の上位ケーブルで、より高い画質を望めます。ただし、S端子は他の端子に比べて貧弱なので頻繁に抜き差しする人には向きません。しかし、ゲームキューブ(DOL-001/DOL-101)では最低限このケーブルを使っておきたいところ。
スーパーファミコン(SHVC-001)・ニンテンドウ64(NUS-001/NUS-101)・ゲームキューブ(DOL-001/DOL-101)で使えます。
ちなみに、初期型は途中TV接続側約20cmほどのところに5cm×3cm×1.5cmのボックスが付いていたものになっていました。使いにくいものだったせいか、1年程で出荷停止されて現在のものになっています。
1990年11月21日(水)発売、2500円。2001年9月14日(金)にパッケージリニューアル。
SHVC-010 RGBケーブル
RGB Cable
この時代の接続ケーブルの中では一番高価な、RGBマルチ(21PIN)端子対応のRGBケーブル。しかし、対応TV機種が極めて少なく、スーパーファミコン(SHVC-001)以外対応していません。1990年11月21日(水)発売、2500円。
SHVC-011,SHVC-012 未確認
SNS-011という型番で、カセットクリーナーが出ています。
SHVC-013 スーパースコープ
Super Scope
肩に背負うタイプの赤外線ワイヤレス方式の光線銃。コードレスでコードが邪魔にならないが、スコープを覗いてプレイするのは疲れる。単3電池6本使用。電池寿命は、単発発射の場合アルカリ電池で約130時間、マンガン電池で約50時間。対応ソフトは、スーパースコープ6、スペースバズーカ、ヨッシーのロードハンティングなど。
1993年6月21日(月)発売、スーパースコープ6とセットで9800円(税込)。
スーパースコープ専用マーク スーパースコープ対応マーク スーパースコープが使えるソフトに付いているマーク。
定格:9V(DC) 270mW, 使用IC:4ビットカスタムCPU 1個,カスタム受光アンプ 2個
スーパースコープの正しい構え方
どうでもいい話だが・・・『大乱闘スマッシュブラザーズDX』にスーパースコープが武器として登場していますが、正しい構え方(使い方)をしているキャラはいません。まぁ頭身が違うからしょうがないけど、ひとりぐらい正しい構え― 少なくても左右の持ち手を正しくしてくれてもいいのに・・・そんな悲しい周辺機器。
SHVC-014 レシーバー
Infra-red Receiver
スーパースコープの赤外線信号を受け取る受信機。スーパースコープのセット品。これがなければスーパースコープは使えません。レシーバーのプラグはコントローラコネクタ2に繋ぎます。そして、レシーバーをテレビの近く(約10cm以内)に受光部をプレイヤーに向けて置きます。
定格:5V(DC) 75mW, 使用IC:4ビットカスタムCPU 1個, カスタム受光アンプ 2個
SHVC-015 未確認
SNSP-015という型番で、ユーロコネクタ(SCART端子変換コネクタ)が出ています。
SNS-016
マウスコントローラ
Mouse
SHVC-016として存在は確認されていない。マウスコントローラの型番はSNS-016で、SNSという海外のSNES系の型番になっています。SNS型番を見る限りSNSとSHVCは番号は共通のようなので、リストに加えておきます。
いたって普通の2ボタンマウスです。当時パソコンでマウス対応ソフトが徐々に普及してきたので、それらの移植を含めて利用が期待されていましたがメジャーな存在とはなりませんでした。対応ソフトは、マリオペイント、マリオとワリオなど。
1992年7月14日(火)に『マリオペイント』同梱で発売。9800円(税込)。のちにマウスコントローラ単体でも3000円(税込)で発売されています。
スーパーファミコンマウス専用マーク スーパーファミコンマウス対応マーク スーパーファミコンマウスが使えるソフトに付いているマーク。
分解能:50count/inch +5%・-15%, 移動速度:250mm/sec.(MAX), 本体寸法:幅64mm×奥行き98mm×高さ35mm, ケーブル1.4m(コネクタ含まず), 本体重量:約130g(ケーブルを含む)
SNS-017
マウスパッド
Mouse Pad
SHVC-017として存在は確認されていない。マウスパッドの型番はSNS-017になっていて、SNSという海外のSNES系の型番になっています。SNS型番を見る限りSNSとSHVCは番号は共通のようなので、リストに加えておきます。
プラスティックの板で、マウスを使う時に下に敷いておけばマウスの動きが良くなります。もちろんマウスコントローラに同梱されています。
寸法:幅270mm×奥行き220mm×厚み9mm,重量:約215g
SHVC-018〜SHVC-026 未確認
SNSP-026という型番で、ジョイスティックが出ています。
SHVC-027 スーパーゲームボーイ
Super Game Boy
ゲームボーイ(カラー以降除く)のソフトが、家のテレビでカラーで楽しめるというもの。1994年6月14日(火)発売、6800円。
スーパーゲームボーイ対応マーク 後期のごく一部のスーパーゲームボーイ対応ソフトはこのマークが付いているみたい。
消費電力:5V=100mA, CPU:8ビット SGB-CPU, 本体寸法:128×125.5×24.9mm, 重量:約140g
SHVC-028 衛星放送専用カセット
Cassette for SATELLAVIEW
8MメモリーパックやROMパックを挿すコネクタのあるカセット。SHVC-040との違いは不明。1996年以前のはこちらになっているみたいだが。
SHVC-029 サテラビュー本体
SATELLAVIEW
サテラビューマーク セントギガの衛星を利用したサービスを受ける為に必要な本体。スーパーファミコン(SHVC-001)の底面にある28PIN拡張コネクタ(EXT.)に接続します。サテラビューは、サテラビュー番組や、衛星から配信されるゲーム、音声連動ゲーム(サウンドリンクゲーム)などが無料で楽しめた。サテラビューで出来たゲームは本体の少なさと保存のしにくさもあって今ではとても貴重なものばかりです。通信速度は下りだけだけど600kbps程度あったらしいです。未購入なため詳細不明です。
1995年2月に通信販売開始。1995年11月1日(水)に一部店舗で販売開始。価格は18000円(税込)。
サテラビュー番組(スーパーファミコンアワー)は1995年4月23日(日)に開始されて、2000年6月30日(金)に終了しました。
SHVC-030 専用AVセレクタ
AV Selector
テレビやBS機器、サテラビューとの接続に使う機器。AV入出力やら、電源やらの中継となっているみたい。スーパーファミコンの出力はステレオAVケーブル(SHVC-008)のみみたいです。
SHVC-031 専用8Mメモリーパック
Memory Pak
サテラビューで配信されたデータを記録するための8Mbit(1MB)のメモリー。ゲームを保存していくとあっという間に容量不足になってしまったらしい。SHVC-039の項目も参照してください。1995年7月7日(金)より単体販売開始。5,250円(税込)。
SHVC-032 専用ACアダブタ
AC Adapter
サテラビュー、スーパーファミコン、AVセレクタに電源を供給する電源。AVセレクタに繋ぎます。AC-DCコンバータは線の途中にある。サテラビューを使う場合は、HVC-002ではなくてこれを使うらしい。
SHVC-033 専用電源中継ボックス
Power supply Relay Box
サテラビューとスーパーファミコンの電源を共同で使えるようにするアダプタ。スーパーファミコン(SHVC-001)のDC INと繋ぎます。
SHVC-034〜SHVC-038 未確認
SHVC-039 ROMパック
ROM Pak
『SDガンダム GNEXT ユニット&マップコレクション』のROMパックがこの型番とのこと。
ROMパックはメモリーパックと異なりデータを保存できない。ただし、SHVC-031でもROMパックはあるし、SHVC-039でもメモリーパックがあるかもしれない。外見上は同じで違い等は一切不明。SHVC-040みたいな違いか?
SHVC-040 衛星放送対応カセット
Cassette for SATELLAVIEW
8MメモリーパックやROMパックを挿すコネクタのあるカセット。SHVC-028との違いは不明。1996年以降のはこちらになっているみたいだが。
SHVC-041 SFメモリカセット
SF memory cassette
ニンテンドウパワー ニンテンドウパワーのゲーム書き換えサービスの書き換えカセット。バッテリーバックアップ機能付き。3980円。
2002年6月30日でSFメモリカセットの販売と店頭での書き換えサービスは終了しました。その後、書き換えサービスは任天堂で受け付けていましたが、2007年2月28日(水)で受付終了しました。
使用電源:スーパーファミコン62PINコネクタより供給 消費電力:1W LSI:S-MMC(メモリマップコントローラー)16Mbitフラッシュメモリ×2 256KbitS-RAM 重量:約94g
SHVC-042 スーパーゲームボーイ2
Super Game Boy 2
スーパーゲームボーイに通信機能がついた物。色はスケルトンブルー。1998年1月30日(金)発売、5800円。
スーパーゲームボーイ対応マーク 後期のごく一部のスーパーゲームボーイ対応ソフトはこのマークが付いているみたい。
消費電力:DC 5V 100mA, CPU:8ビット CPU, 本体寸法:128×125.5×24.9mm, 使用温度範囲:5〜40℃, 重量:約150g
SHVC-043〜SHVC-100 未確認
SHVC-101 スーパーファミコンJr.
Super Famicom Jr.
小型化したSFC。サテラビュー(SHVC-028〜033)、RGBケーブル(SHVC-010)、S端子ケーブル(SHVC-009)などが使えない。RF接続にRFモジュレータ(NUS-003)が必要です。ちなみに、同梱コントローラはSNS-102という型番です。2003年9月で生産終了しました。1998年3月27日(金)発売、7800円。
SNS-102
コントローラ
Controller
SHVC-102として存在は確認されていない。スーパーファミコンJr.付属のコントローラの型番はSNS-102になっていて、SNSという海外のSNES系の型番になっています。SNS型番を見る限りSNSとSHVCは番号は共通のようなので、リストに加えておきます。
スーパーファミコンJr.付属のコントローラは、スーパーファミコン(SHVC-001)に同梱されているものや、別売りされているコントローラとは別の型番SNS-102となっています。機能等に違いはありませんが、表面からSUPERFAMICOM(スーパーファミコン)の印刷が無くなり、“Nintendo”のロゴがエンボスされている。海外では商品名が違うため、部品共通化のためにそういう差異となる部分がなくなったものと推測されます。(でも別売では確認されてないので、ちょっとあやしい。)
SHVC-103以降未確認

SUPER NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM スーパーファミコンは海外で「SUPER NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM(SNES)」と言う名前で発売されています。米国版SNESの型番はSNS-001だと確認し、欧州版ではSNSP-001のようです。そんな海外版の型番をまとめたのが以下の表です。この表を見ると、他のスーパーファミコン周辺機器も番号は共通であるようです。ファミコンの時は、海外の「NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM(NES)」と内部はともかく、デザインや型番で共通部分が少ないのですが、スーパーファミコンでは共通化していく様子が見えます。そして、ニンテンドウ64以降は名前も型番も世界共通になりました。SNSは"SuperNintendoSystem"で、SNSPは"SuperNintendoSystem-PAL"だとおもわれます。海外版情報はネット上の情報だけを頼りにしているので、おまけとしてお楽しみください。
日本版 北米版 欧州版 商品名 メモ
SHVC-001 SNS-001 SNSP-001 スーパーファミコン本体
SUPER NES CONTROL DECK
日本版と欧州版のデザインは基本的に同じですが、米国版はかなりデザインが異なります。角張っていて、リセットや電源ボタンが紫です。北米版の発売日は1991年8月19日(月)です。
未発売 SNS-002 不明 ACアダプタ
AC Adapter
日本版はファミコン用のACアダプタ(HVC-002)を使いますが、北米版のSNESはこちらの専用のACアダプタを使うように指定されています。定格は同じようですが、端子の大きさが違うので北米版SNESにはファミコン用のACアダプタ(HVC-002)は刺さりません。
欧州版SNESは日本と同じようにNES用ACアダプタ(NES-002E)を使う、両用タイプだそうです(Thanks phreak97-san)。でも、NESは北米と欧州で似た形状なので、ちょっと疑問が湧いてきてしまいます。北米版NESACアダプタ(NES-002)がイレギュラーなのかなぁ。
未発売 未発売 SNSP-003 RF スイッチ
RF Switch
NES用のRFスイッチ(NES-003)との違いがよくわからない。SNSP-003は、phreak97さんによるとあるとのこと。アメリカのRFスイッチはNES-003のままらしい(Thanks FortMax-san)。
SHVC-004 or SNS-004 or SNSP-004 未確認
003から考えると、「75Ω/300Ω変換器」として設定されていてもおかしくは無い。
SHVC-005 SNS-005 SNSP-005 コントローラ
Controller
機能やボタン配置は世界共通ですが、ABXYボタンの色やロゴなどが違います。日本版と欧州版は同じ赤黄青緑になっていますが、米国版は本体に合わせた紫になっています。ABボタンが濃い紫で、XYボタンが薄い紫になっています。
SHVC-006 SNS-006 SNSP-006 カセット
Game Pak (Cart.)
日本版と欧州版のデザインは同じですが、米国版はデザインが異なり、やっぱり角張っています。欧州版も端子自体は違うみたい。
SHVC-007 未発売? 未発売? モノラルAVケーブル
Monaural A/V Cable
NOAで公開されている北米版GCのマニュアルでは、モノラルテレビには別方法で繋いでいるので、日本だけで販売されている気がする。
SHVC-008 不明 SNSP-008 ステレオAVケーブル
Stereo A/V Cable
基本的なビデオケーブルなので違いはなさそうだが、欧州版はSNSP-008という型番になっている。PALはケーブルも違うのか?そんなことはない。北米版の型番は不明。
SHVC-009 不明 不明 S端子ケーブル
S-Video(S-VHS) Cable
ステレオAVケーブルに次いで普通のビデオケーブルなのですが、日本以外の型番は不明。
SHVC-010 未発売 未発売 RGBケーブル
RGB Cable
RGBマルチ端子は欧州のSCART端子を参考に作られたらしく、同じ21pin端子なのですが、ピンアサインが違います。RGBマルチ端子をキカクした人は独自規格が好きらしい。というわけで、日本以外では発売されていないハズ。
未発売 SNS-011 未発売 クリーニングカートリッジ
Cleaning Cartridge
NINTENDO64で、海外だけでCleaning Kit(NUS-014など)が販売されていたが、SNESにおいても販売されていたようです。
SHVC-012 or SNS-012 or SNSP-012 未確認
N64のCleaning Kit(NUS-014など)から考えると、「クリーニングスティック」として設定されていそう。 でも、違うかもしれない。
SHVC-013
SHVC-014
SNS-013
SNS-014
SNSP-013
SNSP-014
スーパースコープ
Super Scope
日本のスーパースコープは型番が刻印されているので、型番が違うとその辺の型も変えなくちゃいけないような。欧州では「Nintendo Scope」という名前です(Thanks phreak97)。
未発売 未発売 SNSP-015 ユーロコネクタ
Euro Connector Plug
ヨーロッパのSCART(Syndicat des Constructeurs d'Appareils Radiorécepteurs et Téléviseurs)端子にステレオAVケーブル(SNSP-008)を繋げるようにする変換コネクタ。
SNS-016
SNS-017
SNS-016
SNS-017
SNS-016E
不明
マウス&マウスパッド
Mouse & Mouse Pad
日本のマウスの型番は北米のSNSになっている。マウスのボタンは、北米版SNESに合わせた紫色。欧州版はデザインが同じだけど、型番がシールになっているようだ。
018〜025の番号を持つスーパーファミコン周辺機器は未確認。
おそらく、スーパーファミコンCD-ROMアダプタ関係の機器だろう。
未発売 未発売 SNSP-026 ジョイスティック
Score Master(Arcade JoyStick)
ヨーロッパだけで販売されたジョイスティック。外観画像以外の詳細は不明。
SHVC-027 SNS-027 SNSP-027 スーパーゲームボーイ
Super Game Boy
カセット(SNS-006)と同様に違いがある。
SHVC-028
SHVC-029
SHVC-030
SHVC-031
SHVC-032
SHVC-033
未発売 未発売 サテラビュー関係
SATELLAVIEW
サテラビューは日本国内だけで行われたサービスです。
034〜038の番号を持つスーパーファミコン周辺機器は未確認。
SHVC-039
SHVC-040
未発売 未発売 サテラビュー関係
SATELLAVIEW
サテラビューは日本国内だけで行われたサービスです。
SHVC-041 未発売 未発売 SFメモリカセット
SF memory cassette
ニンテンドウパワーは日本国内だけで行われたサービスです。
SHVC-042 未発売 未発売 スーパーゲームボーイ2
Super Game Boy 2
スーパーゲームボーイ2は日本だけだったみたい。
043〜100の番号を持つスーパーファミコン周辺機器は未確認。
SHVC-101 SNS-101 未発売? スーパーファミコンJr.
SNES Redesigned
デザインはほぼ同じになった。欧州での販売はされなかったみたい。北米では、1997年10月20日(月)に発売された。
SNS-102 SNS-102 未発売? コントローラ
Controller
スーパーファミコンJr.同梱のコントローラはなぜか、北米のSNS。別にボタンが北米仕様の紫になっているわけではない。

SNS-016SNS-017は、K_byakkoさんから教えていただきました。どうもありがとうございます。
SHVC-039(@2004/3/10 Wed.)は、えくらめさんから教えていただきました。どうもありがとうございます。
SNS-002SNSP-003SNSP-013(@2006/4/24 Mon.)は、phreak97さんに情報追加していただきました。どうもありがとうございます。


● スーパーファミコンCD-ROMアダプタ ●

 1992年1月9日(木)に、『スーパーファミコンCD-ROMアダプタ』を、希望小売価格2万7000円(税込)で、93年に発売される事が発表されました。

1992年1月9日(木)に発表されたスペック

  • 本体寸法:242mm×200mm×74mm
  • 本体重量:約1.1kg
  • データ送出速度:約150KByte/sec.
  • DMA転送速度 :約2.68MByte/sec.
  • 標準アクセス速度:0.75秒
  • 最大アクセス速度:1.3秒
  • 読み出し誤り率:10-12以下
  • CD-XA規格の採用 CD-I との互換性は検討中
    下に重ねて使用 本体の底面部(28PIN拡張コネクタ)に接続
    CD-ROM専用のようだ。(音楽用CDは使えない)
システムカセット(CD-ROMのデータをここにため込むらしい)
  • メインメモリ:RAM 8Mbit
  • サブメモリ :RAM 1Mbit (バッテリーバックアップ)
  • システムROM:2Mbit
  • コプロセッサ搭載

 しかし、その後CD-ROMドライブをソニー製か、フィリップス社製か、またその互換機としてのプレイステーション(後に市場に出た32ビット機とは一応は別物)を出す、ライセンス許諾権の取り扱い(ソニー独自にライセンスを発行でき、任天堂の影響外で市場を形成できてしまう。)等でもめたあげく、結局発売されませんでした。その後、CD-ROMで発売を予定していた一部のタイトルはプレイステーションなどに出されていったようです。また任天堂はゲーム供給メディアとしてCD-ROMの利用には批判的になりました。(ただし、初期のニンテンドーパワーはCD-ROMでデータ供給されていました。)
 後にコプロセッサが32bit化されるような話もありました。その結果、スペック不足からか28PIN拡張コネクタに接続出来なくなり、ファミコンのディスクシステムのように、カセットとケーブル接続されるようになったようです。ちなみにコプロセッサの名前は、SCCPらしい(なんか似てるな・・・)。また、ソフトの価格は6000円前後にしたいとメーカー側は望んでいたようです。


The Chronicle of TV Games


MiragePalece @ MARU-CHANG.COM